江戸時代以前の銀【古丁銀】から年号ごとに丁銀・豆板銀についてまとめて来ましたが、

今回は江戸時代後半に通用していた文政銀・天保銀
最後の秤量貨幣・安政銀について取り上げていきたいと思います。

目次(押すと開きます)

文政丁銀・豆板銀の特徴や種類別・価値一覧

文政丁銀

画像は左が文政丁銀・右が文政12面大黒丁銀

文政丁銀(ぶんせい ちょうぎん)
新文字丁銀(しんぶんじ ちょうぎん)
草文丁銀(そうぶん ちょうぎん)とも呼ばれる。

・鋳造年間1820年~1837年(文政3年~天保8年)

・鋳造量224,981貫

・銀360/その他640

・量目 不定

・特徴は【文】の字が極印されている事ですが、元文は【真書体】文政は【草書体】と区別されています

種別
文政丁銀16万11万7万5千
12面丁銀120万85万55万
12面大黒230万150万100万

文政豆板銀

文政豆板銀

画像左から【大字賽】【大字文】【群文】【草文大黒めぐり文】【草文大黒】【普通品】

※豆板銀・種類の見分け方(共通)

露銀=0.1匁程度の小さな豆板銀
【群+年号文字】=年号文字が多数書かれている(例:群文=文がいっぱい)
大字=大きく年号文字
大黒=大黒極印

種別
露銀1万3千8千円6千円
普通品1万5千9千円5千円
片面大黒3万5千2万5千1万5千
種別
両面大黒15万8万3万6千
群文70万45万30万
大字文80万55万40万
大字賽70万50万35万

※下の表は【両面打ち】です

天保丁銀・豆板銀の特徴や種類別・価値一覧

天保丁銀

天保丁銀(てんぽう ちょうぎん)
保字丁銀(ほじ/ほうじ ちょうぎん)

・鋳造年間1837年~1858年(天保8年~安政5年)

・鋳造量182,108貫

・銀261/その他739

・量目 不定

・特徴 上下の端に【保】字が極印されています

種別
天保丁銀12万7万5千5万
12面丁銀110万80万50万
12面大黒200万150万100万

天保豆板銀

天保豆板銀

画像左3つ・上から【保字大黒】【群保】【大字賽】
右4つ・上から【普通品】【保字大黒めぐり保】【大字保】【賽字大黒】

種別
露銀1万5千1万7千
普通品8千6千4千
片面大黒2万5千1万5千1万
種別
両面大黒12万6万3万
群保80万50万40万
大字保80万50万45万
大字賽70万45万35万
賽字大黒18万12万7万

安政丁銀・豆板銀の特徴や種類別・価値一覧

安政丁銀

安政丁銀(あんせい ちょうぎん)
政字丁銀(せいじ ちょうぎん)

・鋳造年間1859年~1865年(安政6年~慶応元年)

・鋳造量102,907貫

・銀135/その他865

・量目 不定

・特徴 【政】字極印が2つ打たれています。江戸時代最後の秤量貨幣。※秤量貨幣=重さで価値を決める制度

種別
安政丁銀9万6万5千4万5千
12面丁銀120万85万55万
12面大黒230万150万100万

安政豆板銀

安政豆板銀

画像左から【賽字大黒(政字賽)】【大字政】【群政】【政字大黒】【普通品】

種別
露銀2万1万5千1万
普通品7千円5千円3千円
片面大黒30万15万9万
種別
両面大黒8万5千5万2万5千
群政80万55万45万
大字政80万55万45万
賽字大黒75万60万40万

※実際の買取価格は記載している価格【下の1/3~下】が相場である事がほとんどです。

ですが、少しでも特殊な種類だったりで思わぬプレミア価値がつく事もありますので1度しっかりと大手業者に鑑定を依頼する事を推奨いたします。※大手を選ぶ事が大事です

文政・天保・安政丁銀・豆板銀まとめ

文政・天保・安政丁銀まとめ

  • 基本的な丁銀の価値は3万~5万ほど
  • 大黒極印が12カ所打たれている12面大黒丁銀だと3種ともカタログ価格100万円と高額
  • 江戸時代3貨幣制度の終わりと共に秤量貨幣も最後になりました【最後の銀=安政銀】

文政・天保・安政豆板銀まとめ

  • 基本的に1万円以下
  • 両面打ちだと価値は高め
  • 【群】や【大字】だとかなり高価になる

1867年江戸幕府の崩壊と共に、【小判】【丁銀・豆板銀】【銭貨】制度は途絶えました。

丁銀・豆板銀を古丁銀から振り返る

丁銀・豆板銀の価値や概要まとめ【古丁銀・慶長~安政】

 

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