日本初の全国通用紙幣、太政官札。

太政官札を補うための民分省札

 

徳川幕府が最初に発行した紙幣、江戸横浜通用金札、江戸関八州金札、兵庫開港金札

 

幕末、明治維新に発行された金札の価値や概要についてまとめています。

目次(押すと開きます)

太政官札

太政官札

太政官札(だじょうかんさつ)

発行1868年(慶応4年、5月15日)

維新政府の経費を賄うために発行されました。

日本で初の全国通用紙幣。

金札、政府紙幣、不換紙幣とも呼ばれています。
※不換紙幣=正貨(金貨や銀貨)との交換が保障されていない紙幣

種別
金十両10万7万5万
金五両9万5万3万5千
金一両2万1万5千8千円
金一分1万7千円4千円
金一朱1万7千円4千円

壹=1
貮=2
拾=10

徳川幕府から維新政府に移り変わり、当面の資金を何とかするために発行されたお金。

出来たての政府だから信用度も低く、100両の対価を払うのに額面で太政官札150両ほどのお金が必要だった。

民分省札

民部省札

民部省札(みんぶしょうさつ)

発行1869年(明治2年11付き15日)

前述した太政官札は1両5両と大きい額が主要で、民間の需要とズレていたために小さい額の補完として民部省札が発行されました。

 

※1両=4分(16朱)

1分=4朱

種別
金二分2万5千1万8千1万円
金一分2万1万4千7千円
金二朱1万5千1万円6千円
金一朱1万8千1万2千7千円

 

江戸横浜通用金札

江戸横浜通用金札

1867年、幕末に徳川幕府最初の紙幣が発行されました。

横浜貿易用のお金で、発行期間は短期で発行数はわずか。江戸関八州金札と江戸横浜通用金札は【関東で使用されていました】

種別
二十五両80万40万
十両60万30万
五両60万30万
一両50万25万

江戸関八州金札

江戸関八州金札

江戸横浜通用金札と同じ時期に発行されました。

発行目的は、江戸幕府の財政補填。

種別
二百両90万45万
百両80万40万
五十両70万35万
二十五両55万30万
一両45万25万

兵庫開港金札

兵庫開港金札

画像1番右は裏面になります。

兵庫開港のため、大阪の富豪約20人百万両を出資させ、商社会社を設立させて発行されました。

種別
金一両2万1万
金二分1万5千円
金一分1万5千円

※表記価格は参考価格ですので、買取価格を保障するものではございません。

金札の価値・概要まとめ

江戸時代は三貨幣制度。

明治時代1871年【円】【銭】【厘】の新貨条例が新たに設けられ、1円=1両、明治通宝と体裁が整って行きました。

 

今回取り上げた紙幣は 江戸三貨、新貨条例までの【変革の間のつなぎ】だったように思います。希少で高価な紙幣も多く存在していますので、もし自宅に眠っているようなら保管は慎重にして欲しいなと思います^^

 

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