江戸時代2番目の元禄丁銀、元禄豆板銀。
総称して元禄銀、元字銀とも呼びます。
ほとんどの元禄丁銀の売値は60万ほどですが、300万円を超える種類もあります。
豆板銀も数千円の物から20万円を超えたりと大幅に開きがあります。
種類ごとの特徴や価値を書き留めていますので、参考にしていただければ幸いです。
元禄丁銀
画像の元禄丁銀は、左が通常の元禄丁銀
右が元禄12面大黒丁銀です。
・元禄丁銀(げんろく ちょうぎん)
・鋳造年間1695年~1706年
・鋳造量405,850貫
・銀640/その他360
・量目 不定
・特徴 【元】の極印が打たれています。
種別 | 上 | 中 | 下 |
---|---|---|---|
元禄丁銀 | 250万円 | 180万円 | 120万円 |
12面丁銀 | 400万円 | 300万円 | 200万円 |
12面大黒丁銀 | 700万円 | 500万円 | 350万円 |
元禄豆板銀
元禄豆板銀(げんろく まめいたぎん)
画像は左から【普通品】【元字大黒】【元字大黒めぐり元】【群元】【大字元】
種別 | 上 | 中 | 下 |
---|---|---|---|
露銀 | 3万円 | 15,000円 | 7,000円 |
普通品 | 7万円 | 35,000円 | 18,000円 |
片面大黒 | 20万円 | 12万円 | 5万円 |
【両面】両面大黒 | 30万円 | 17万円 | 85,000円 |
【両面】群元 | 55万円 | 35万円 | 25万円 |
【両面】大字元 | 60万円 | 35万円 | 25万円 |
露銀は0,1匁程度(0.375g)の小さな豆板銀です。
大字元や群元は他の豆板銀でも総じて価値が高いので、持っていたらラッキーですね^^
元禄丁銀・豆板銀の価値や概要まとめ
元禄丁銀まとめ
- 大半の元禄丁銀は極印8~10打ちで120万円
- 12面丁銀だと200万円
- 12極印全てが大黒極印だと350万円
元禄豆板銀まとめ
- ほとんどの元禄豆板銀が普通品~露銀
- 両面打ちだと価値が大きく上がる
- 更に元の字が大量に打たれている【群元】や1面いっぱいに大きく元の字が極印されている【大字】だと25万円まで上がる
※実際の売値はカタログ価格の1/3~下が相場です。
他の丁銀・豆板銀の価値や概要をまとめていますので合わせてどうぞ^^
