享保銀(正徳銀)といった具合に同じ括りにされることが多い正徳・享保銀。

凡そ80年もの長期に渡って通用していた元文丁銀・豆板銀。

 

今回はその2種?3種?の銀についてまとめています。

打たれている極印の数で分類?【正徳・享保丁銀】

正徳・享保丁銀

享保丁銀(きょうほう ちょうぎん)

正徳丁銀(しょうとく ちょうぎん)

豆板銀を含む総称として享保銀、正徳銀と呼ばれています。

・鋳造年間1714年~1736年(正徳4年~元文元年)

・鋳造量331,420貫

。銀800/その他200

・量目 不定

・特徴は上下の端に【大黒極印】が打たれています。

正徳・享保丁銀は、打たれている極印の数で享保丁銀・正徳丁銀と分類されます。・極印の数が7以下(大黒含む9以下)なら享保丁銀。

・極印の数が8以上(大黒含む10以上)なら正徳丁銀。

※上下の端【大黒極印2つ】

ほとんどの正徳・享保丁銀は極印の数が7以下の【享保丁銀】に分類されます。価値は以下の表をご覧ください。

種別
享保丁銀45万25万10万
正徳丁銀180万100万70万
12面大黒丁銀300万180万120万

豆板銀は分類されない

正徳・享保豆板銀

左が【普通品】 右が【大黒】

豆板銀は上記のように極印の数で分類されません。

【正徳豆板銀】【享保豆板銀】どちらの呼称でも同じ銀を指していることになりますが、【享保豆板銀】と呼ぶ方が一般的なように見受けられます。

種別
露銀1万2千7千円4千円
普通品3万1万千円7千円
片面大黒12万4万1万5千
両面大黒22万12万5万

元文丁銀

元文丁銀

・元文丁銀(げんぶん ちょうぎん)
・文字丁銀(ぶんじ ちょうぎん)
・古文字丁銀(こぶんじ)
・真文丁銀(しんぶん)

・鋳造年間1736年~1818年

・鋳造量525,465貫

・銀460/その他540

・量目 不定

 

・特徴は上下の端に大きく【文】極印が打たれています。

10面丁銀など多種多様な元文丁銀が存在していますので、思わぬプレミア価値がつく元文丁銀もあるかもしれません。

種別
元文丁銀16万8万5千6万
12面丁銀55万35万30万
12面大黒90万65万50万

元文豆板銀

元文豆板銀

画像は左から【大字文】【群文】【真文大黒めぐり文】【真文大黒】【普通品】

種別
露銀1万7千円3千円
普通品1万2千8千円4千円
片面大黒2万5千1万5千1万
種別
両面大黒12万7万3万3千
群文50万40万25万
大字文55万40万27万

※下の表は【両面打ち】です

正徳・享保銀・元文銀まとめ

  • 極印の数が多いと正徳丁銀で価値が高い
  • 豆板銀は分類されないので、人によって呼称が違う
  • 元文丁銀は鋳造量も多いので価値は低めだが、希少な種類もあるので売るときは慎重に

 

丁銀の価値は【正徳・享保丁銀】を境目にして低くなっていきます。
※あくまで基本的にです

古丁銀・慶長・元禄・宝永は100万円を超えるような銀も多いのですが

元文・文政・天保・安政=丁銀5万円ほどといった感じです。

 

献上用として作られたとされる【12面大黒丁銀】はいずれも希少で価値が高いのですけどね^^

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